Latest update: May 12, 2025
知見登山口から八ヶ峰 800m:2025年5月10日,参加者5名
 当初の計画は「竜ヶ岳 1,099m:シロヤシオ」であった.しかし,シロヤシオはまだ開花していないようであり,また,いなべ市付近の天気予報が思わしくない.行先の変更も考えつつ天気予報の推移を見守った.
 前々日に,「知見登山口から八ヶ峰 800m」に計画を変更し,出発時刻を2時間弱遅らせて実施することになった.その根拠(?)は
・前日からの雨は朝には止むだろう.午後からは晴れるだろう
・「竜ヶ岳」に比べて「八ヶ峰」の雨は弱く,総雨量も5分の1以下だろう.雨があがるのも3時間くらい早そうだ
・ぬかるんだ竜ヶ岳の山道はキツいが,八ヶ峰にはぬかるむような急坂は少ない
・竜ヶ岳のシロヤシオは期待できない.他の花にはついては八ヶ峰の方が豊かであろう
であった.
  9時15分,京都駅八条口を出発.10時半過ぎに「道の駅 美山ふれあい広場」で穴太さん(仮名)と合流した.さっそく,山菜などを購入し,5人一緒に登山口へ.準備をしていると下山するペアに出会った.スキー場跡から上にはイワカガミがたくさん咲いているとのこと.
report report
report report
 11時15分頃,行動を開始,さっそく,イワカガミがチラホラ.コアジサイの若い葉っぱが素敵だ.ギンリョウソウもあった.
 スキー場跡からは新緑の光が美しく降り注ぎ,とりどりの色調のイワカガミがそこかしこに咲いていた.今回の山歩きは「新緑とイワカガミ」である.
 12時40分,知井坂を通過,薄緑の世界が一段とパワーアップした.
report report report report
report report report report
report report report report

report report
 一株のトキワイカリソウやユニークなイワカガミを見つけて貰った.先端に加えて中程にも花束が付いている.
 コバノミツバツツジ(?)とサラサドウダン.
report report
report report
 真っ白なイワカガミに小さなスミレ.
 小さな黄色い花は何だろう?
report report
 13時の少し前に山頂に到着した.期待した青空ではないが,北東方向の山並みを眺めて昼食をいただいた.
 山頂で植え込みのようなサルトリイバラを教えて貰い,13時35分頃に下山を開始した.
report report
 関電の鉄塔付近からは小浜湾が墨絵のように望めた.
report report
 知井坂から下ると雨量計がある.「どうやって計るのか?」,「チェーンは何のためにある?」,アレコレ,アレコレ.
report report
 牧野さん(仮名)が気になったブナがスキー場跡にある.『根元から,木肌がブナのような小木が出ている.しかし,(写真では分かりにくいが)葉っぱがブナでないことは明か,モミジ系の葉っぱだ.幹が途中でひどく曲っているのは何故か?』 アレコレ,アレコレ.
report report
 少し下がった(動物の?)水飲み場で,登りでは気づかなかった1株のクリンソウを見つけて貰った.よく観察すると,クリンソウの葉がたくさんあった.
report report
 この葉っぱの木は何だろう? 15時過ぎに下山,爽やかな山歩きだった.「季節を変えてまた来たい」に同感する人が2名以上.
report report
   美山町自然文化村河鹿荘で汗を流した(600円).初めて訪れたが,いいところだ.いい湯だった.美山の魅力がまた1つ増えたような気がする.ようやく,青空が拡がってきた.
 「美山おもしろ農民倶楽部」のちょっとジェラートぽいソフトクリーム(400円)でまったり.再び,道の駅の「ふらっと美山」で山菜や野菜のショッピングを楽しみ,穴太さんにサヨナラをして帰路に就いた.

 追記:来年は「竜ヶ岳 1,099m:シロヤシオ(5/16,土)」を提案したい.