大暑山 567m・小塩山 642m:2025年4月12日,参加者7名 |
---|
午前7時20分頃JR京都駅構内で不審物が見つかり,京都線の上下線が2時間余り止まりました.今回の例会に参加する予定のお二方が湖西線の駅で足止めになられました.その時点で運転再開のめどが立たず,残念ながら例会への参加をキャンセルされました.高槻からの参加者も足止めに会われましたが,阪急電車に乗り替え西京極駅で合流できました.その結果,2人減り7人で例会を実施しました.
午前9時に西山アトリエ村にあるリーダーの工房に集合.2人が突然キャンセルになり寂しい例会のスタートになりました.工房は標高400m位の高所にあり今回の大暑山567mと小塩山642mの標高差は少なく楽ちんな登山が約束されていました.
西山アトリエ村から最初は急坂が20分位続きましたが,広葉樹の落葉の絨毯を踏みしめて登りました.途中でも今回の目的であるカタクリの花の群生地を通り過ぎ雑木に囲まれた眺望のきかない大暑山567mに9時50分に到着. 大暑山からは気持ちの良い尾根伝いを歩き,山菜であるコシアブラを探しながら歩くが芽吹きが2週間位遅れているようで,食べられるような新芽は見当たらなかった.
しばらく歩くと大原野神社から小塩山への本道登山道と合流.多くの登山者と出会い,登山道の道脇の野花などを見ながら登るため混雑状態が続いていました.アセビ,アオモジ,タチツボスミレ等の花が登山道脇に咲いていました.
小塩山には3ヶ所のカタクリの保護地があり,西山自然保護ネットワークにより保護されています.
(ギフチョウの写真は現地の案内板より)
最初に炭の谷の保護地に10時50分に入り,ちょうど開花時期を迎えたカタクリの群生地に出会い,春の妖精のギフチョウにも出会いました.カタクリの他にミヤマカタバミが満開の群生地にも出会いました.もう1ヶ所のNの谷の保護地を見て回ってから昼食を摂りました.
昼食後,最後の保護地である御陵の谷でもカタクリの群生地に出会い,大変満足しました.カタクリの花を楽しんだ後,小塩山642m頂上に登りました.頂上の日当たりの良い斜面にはギフチョウが5頭位乱舞していました.
下山は往路と同じ登山道を下り,途中,少し早いタラノメを収穫して2時半位にリーダーの工房に戻りました.嬉しい事に工房で美味しいエチオピアコーヒーをご馳走になり,春の楽しい例会を漫喫しました.リーダーご夫妻には大変お世話になりました.ありがとうございました.
|