フライフィッシング入門:2024年11月12日,参加者2名 |
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嵯峨嵐山駅で9時に師匠と合流し,嵐山高雄パークウェイの中の嵐山フィッシングエリアに向かいます.嵐山高雄ドライブウェイを走りましたが,この時期にしてはあまり紅葉していません.温暖化が進んでいるのか,一部の木々が色づいているだけでした.
フィッシングエリアに到着し,釣りの準備を始めましたが遅々として進みません.師匠には先に釣り場に行ってもらって他の人の10倍から20倍の時間をかけて,やっと準備ができました.
勇んで釣り場に向かいましたが,竿のガイドのひとつに糸が通っていませんでした.また毛ばりを付け直していたら,釣る時間がなくなってしまいます.面倒なのでそのまま釣り場に行こうとしたら,スタッフさんが見るに見かねてその場で簡単に直してくれました.フライラインを折り曲げれば簡単にガイドに糸を通せることを知り,目からウロコの状態でした.
暖かい日なのでドライフライでも釣れるかもしれないとのことで,挑戦してみました.全く当たりがありませんが,もっと暖かくなれば釣れるかもしれないと思いそのまま釣り続けていると,急にフライが見えなくなり水面が波打っています.すぐに合わせましたが間に合いませんでした.
![]() ![]() 師匠はウエットフライに変更して,何匹も釣り上げています.どうも状況に応じて,早めに仕掛けや場所を変えていく方が良いようです.それを横目に見ながら投げ続けていると,波しぶきがたち直ぐに合わせたら小さな魚が仕掛けに掛かっています.釣りあげてみるとブルーギルでした.
気を取り直してウエットフライに変更して釣り始めると,たて続けに良型のニジマスが二尾釣れました.気をよくして釣り続けるも,それからは仕掛けを桟橋に引っ掛けてしまったり,縺れた仕掛けをほどいたりしていました.縺れた仕掛けを切って作り直せば普通の人なら確実に早く釣りを再開できますが,不器用な私は多分ほどいた方が早い.
昼食を取り午後からもウエットフライで挑戦です.コツをつかんだのか,それなりに釣れるようになりました.しかしよく毛ばりをなくします.師匠もそんなに無くなるものではないと不思議そうです.
釣れたら無くす私のようすを師匠に見て貰ったら,理由が分かりました.私は釣れたら糸を手でつまんで,魚を外そうとしていたのが原因でした.竿のしなりで暴れる魚の力で糸が切れるのを防いでいるのに,糸を指でつまめば簡単に切れてしまいます.わざわざ逃げて下さいと言っている様なものです.やはりタモを使って取り込まなければいけないと,身をもってよく分かりました.
仕掛けを直す時間やフライを結ぶ時間を短くすればもっと釣れていたでしょうが,それが不器用な私にとって最も難しい事と思っています.午後3時になり,心残りですが納竿する事になりました.
私にしてはよく釣れたとの師匠のおだてもあり,少しは上達したかなと思っています.楽しい一日を過ごせました.ありがとうございました.
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