びわ湖テラスと小女郎ヶ池 1,060m:2024年10月1日 参加者17名(内,ビジター3名) |
---|
びわ湖テラスと小女郎ヶ池を訪ねる例会は,2021年6月と2022年5月にも企画されたが,新型コロナウィルス感染症に伴う緊急事態宣言や天候不良のため中止になった.今回は「3度目の正直」であろうか上々の天気予報の下での実施となった.
9時過ぎには全員がロープウェイの乗り場に到着,9時15分の便に乗車した.予報ほどの良い天気ではなく,びわ湖は見えるが少し霞がかかり雲も多い.ただし,進行方向には青空を背景にした蓬莱山の爽やかな姿が望めた.
山頂駅からテラスに向かうと満開の赤い花,シュウメイギクだと教えて貰った.テラスの淵を彩る青い水盤が綺麗.ソファーのような座り心地のよい椅子も並べられている.青いアジサイも咲いていた.The Main と名付けられた建物も好きだ.びわ湖を背景にすると逆光になるため,「帰りにまた寄りましょう」とのサブリーダーからの提案があった.
10時に打見リフト乗り場に全員集合,蓬莱山頂での再会を決めて自由行動に.
リフトで下るグループ,さっさと歩く人たちといろいろだが,斜面に置かれた遊具を試しながら進んだ.バランス運動,叩いて歩くと森のくまさんが聞こえるタンカンカン,人工芝のそり遊び,ロープ投げ,バーカウンター,・・・,素朴なハンドメイドが並んでいる.ボルダリングもあったが,これはパス.
私たち3人以外はドンドン先に進んでいるようだが,時間は十分あるので,打見山と蓬莱山の鞍部でも「お冷1つ~!」などを試してみた.すると,スマホが鳴り,「みんなが待っているのに~」とのこと.集合時刻が伝わっていなかったようです.筆者の滑舌が悪いのか,それとも・・・・・.
蓬莱山頂からは360度の展望が広がる.9月21日に登った武奈ヶ岳の西南陵がとりわけ素晴らしい.寂しい感じがしたのは,改修工事であろうかcafe360が取り壊され,重機が置かれていたためだろう.
11時,小女郎ヶ池に向かって下りはじめる.しばらくは荒れた急坂に苦しんだが,2尊のお地蔵さまが並ぶ辺りからは緩やかになり,脇に咲くリンドウにも励まされた.11時35分頃に小女郎ヶ池に到着した.
素朴で綺麗な池だ.周囲の草がいい感じの高さに茂り,池は緑の中にひっそりと佇んでいた.悲しくもすざまじい大蛇伝説がここにも伝わる.池を見下ろす小高い木陰で昼食の時間です.
長い休憩の後,数人が池の周りを反時計回りに進むと,それを見た2名が追いかけてきた.南側では水面スレスレに白いヒツジグサが数十輪,清楚に咲いていた.
12時35分,蓬莱山への登り返しをはじめる.小女郎峠から上では,びわ湖に向かって弧を描く和邇の辺りが美しい.その向こうには琵琶湖大橋が横たわる.権現山の方を振り返ると,視界が広く開け,ダイナミックな山容を楽しめた.蓬莱山頂からよりも迫力がある.
休憩中のビジターが転び一回転,ヒヤッとした.気をつけなければと自戒する.
遅れているビジターたちの安全確保をサブリーダーたちに託し,数人で蓬莱山の斜面を下り歩いた.デッキチェアで休んだり,フォトフレームで写真を撮ったり,「くるくるダッシュ」のやり方を中国人に教えたり,絶景ブランコに乗ったり,・・・
13時40分,テラスで集合写真.14時ちょうどのロープウェイで下山,解散した.
筆者は,遠回りだが,滋賀県の美味しいものを求め,「道の駅 びわ湖大橋 米プラザ」と「スーパーハズイ西店」に立寄り17時に帰宅した.
|