アユすくい:2023年8月28日,参加者 8 名(内,ゲスト 1 名) |
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連日の猛暑,琵琶湖湖北マキノ,知内川にて小鮎をすくうという,ビーチサンダル持参とあり涼しそうな企画なので参加した.
10:30 高島の平和堂にてサブリーダーの車と合流して知内川に向かう.
11時過ぎ,橋のたもとで釣り名人(リーダー)と合流しアユの状況を聞く.河原に降りてみると,高さ1m程の石堤を越えてアーチ状に水がとうとうと流れている.この小さな滝に向かってアユが飛び跳ねながら遡上していくのを網ですくい取ろうというのが今日の目的である.
しかし,見たところアユが飛び跳ねている気配はない.名人の話では,今年はアユが極端に少なく「アユすくい」は断念することになった.名人はすぐに「アユ釣り」に変更,釣り用の竿と仕掛けを準備してくれた.
仕掛けは一般にサビキ釣りというもので,ちょっと説明がむつかしいが,糸の端にオキアミなどの餌を入れる籠を結びその上の糸に10cm間隔くらいに数本の擬餌針(サビキバリ),さらにその上にウキを付けたもの,こんな仕掛けである.
これを急流に投げ込むとウキに引っ張られて籠が川底を擦りながら餌をまき散らす,アユは餌とともに擬餌針に食らいつくという,こう言う段取りである.すこし慣れるとウキの当たりとタイミングがつかめて面白いほど釣れ始める.たまに二匹掛かることもあるが二匹の動きのせいなのか一匹をばらすことが多い.最初は残念と思っていたが,どんどん釣れるので気にならなくなった.
女性陣もどんどん学習して,釣り上げ始めて楽しそうである.ひとしきり釣ったところで天ぷらの下ごしらえ,ワタを出したりし,結構大変な作業をして頂いた.
13時半ころ昼食,揚げたてのアツアツのアユの天ぷらはいつもながら最高だった.いつもながらの前回が何年前だったか覚えていないが同行のシェフの揚げたてのアユの味が鮮明に残っている.
今年のアユは数が少ないらしいが全体的に大きく天ぷらも食べ応えがあった.食後も小1時間,釣りを続けて15時頃に終了した.全部でどれくらい釣ったのか把握できなかったが150匹くらいだったのかなと推測している.上にも述べたように今年の遡上アユは稚鮎といえないほど大きかった.皆さん楽しい一日,ありがとうございました.
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