Latest update: April 28, 2023
山菜料理教室:2023年4月19日,参加者 22名(内,ゲスト 2 名)
 美山の里山で山菜を探して、調理して食べようというプランである。きつい山登りはなさそうなので久しぶりに日帰り例会に参加した。
 10時、美山ふれあい広場に集合、今日の山菜教室のレクチュアを頂くリーダーから採集の概略説明があり、2か所での山菜採りがスタートした。
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 最初の場所はこの広場から10分程の川べりの雑草地、途中の道路脇には鹿よけの金網が張り巡らしてあり、川べりへの道の立派なゲートをぬける。ここで「こごみ」を採る。「こごみ」と言われても道の駅で見るくらいで生えているのを見たことがない。リーダーの説明では、シダに似た葉っぱの付け根にある、できるだけ若い芽を採ること。実技を見て全員理解できた様だった。ただの雑草地が「こごみ」の菜園に見えて、あっという間に皆さん大量に収穫した。帰り道で「クレソン」の収穫もあった。

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 場所をリーダーのお宅に移動、ここは山菜の宝庫だった。先ず目についたのは「タラの芽」、トゲに気を付け少し大きくなった芽をゲット、気が付かなかったが「コシアブラ」も少し採れた。
 あやめのような葉の「カンゾウ」、茎の根本で折り白い部分5cm程を調理するとのこと、ヘーと驚くばかりだ。このほか「つりがね人参」の葉、どう見ても草、なかなか目が慣れなくて採ったものの不安で、切り口の乳白色を確認するため収穫が進まなかった。

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 11時半、リーダーのお宅のキッチンテーブルに集荷、「わらび」「ゼンマイ」「ギシギシ」なども加わり大量の食材である。
 シェフの手際よい段取りで次々と山菜が天ぷらに揚っていく。採りたて揚げたてで美味しく、人数も多かったのでシェフは大変だったようだ。ありがとうございました。コゴミのおひたしやスープ、わらびの和え物も加わり贅沢なお昼となった。料理についてはリーダーの奥様にもずいぶんお世話頂いたかと思います、ありがとうございました。
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 山菜例会に参加して、踊り子草のようにまるっきり草、と言うより雑草が食べられるという驚きとともにリーダーのお宅の山菜の宝庫が素晴らしいと実感したことです。
 我が家にも狭い庭にフキが少し植えてあり、年に3回ほど佃煮にする。大事に育てているがフキノトウは3本くらいしか出ない。買い足してフキノトウみそをつくる。私の大好物です。フキノトウの花が一面に咲いているあの素晴らしいフィールドが今も目に焼き付いています。楽しい一日でした。