綿向山 1,110m:2023年2月5日,参加者 11名(内,ゲスト 2 名) |
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簡単に冬山が楽しめる鈴鹿の「綿向山」、冬は大変な人気の山です。登山口の駐車場に停められない問題が週末に多発し、日野町が新たな試みで近くのブルーメの丘から無料シャトルバスが本日のみ実験的に運行され利用させていただきました。
9時過ぎに登山口バス停に到着して登り始める。林道を10分位歩くと路面が凍てつきだし、全員安全を考え早い目にアイゼンを着装する。アイゼン装着が初めての人もおられ悪戦苦闘する人が続出。
本日は表参道から冬道を登り頂上を目指す往復する予定である。初めはジグザグの杉林の中の登山道を登り、五合目の山小屋に10時20分に到着。小休止の後山頂を目指し、山小屋を過ぎると雪質が変わり粉雪の積もったブナなどの雑木の中の登山道を登る。沢山の人に踏み固められた登山道で歩きやすく、時々樹上からの落雪の攻撃を受けて登る。11時前に七合目の行者堂を通過する。
ここからは急坂の冬道が山頂まで続き、多くの下山者と交互に入れ替わり雪の固められた足跡を探して登る。アイゼンの爪に食い込む雪の感触を感じながら慎重に、樹氷の木々にかこまれた急坂を登る。
11時20分に標高1,110mの晴天無風の綿向山頂上に全員無事登頂。頂上は今までにこの山で見た事の無い風景が広がり多分50~60人位の登山者で溢れていた。まるでスキー場のような光景であった。頂上からの眺望は抜群で雪を被った鎌ヶ岳、雨乞岳など目の前に迫り鈴鹿の山々が望めた。遠くに真っ白の白山も望め、晴天、無風の中で立春を過ぎた暖かい陽を受けてピクニック気分で昼食をいただく。
12時前に下山を開始するが雪の急坂を登山道に残る足の踏み跡を探し慎重に降りる。途中七合目の行者堂で暖かいコーヒーを沸かしていただき、ご馳走になる。
一息入れて全員若者の様に急いで下山して14時前に登山口バス停に到着する。予定より1台早いシャトルバスに乗り、全員無事に帰宅しました。久しぶりの雪山は十二分に楽しめました。皆様ありがとうございました。またご一緒しましょう。
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