三尾山 586m:2022年3月6日,参加者 5 名 曇り時々雪,時々晴れ |
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舞鶴自動車道を車で走り上り線の春日を過ぎると右側に兜型の姿が美しい山容の山が見えてき、以前からズート気になっていました。三尾山(みつおさん)で西多紀アルプスの西端で岩肌が露出し急峻な山で、本峰、西峰、東峰の3つピークがあり、古くには山城があったそうです。
午前8時京都を出発し、時折小雨が降る中、中国道、舞鶴道を経て春日で降りました。登山口に向かうにつれて美しい山容が迫ってきます。昨晩から寒の戻りで冷え出し山の中腹から上は雪で白く見えます。
9時45分に中山登山口から登り始めと時々時雨になりました。標高を上げるに従い時雨からみぞれ雪に変わってきました。1時間余りで稜線の鞍部に到着。登山道には薄っすらと雪が積もり、新雪を踏みながら東峰に向かいます。東峰からは時折日が差し抜群の眺望で春日など丹波市の田園風景が手に取る様に望め、東方向には西多紀アルプスの主峰「御岳」の円錐形の山容が美しく望めました。 東峰から鞍部に戻り稜線を西に向かい西峰そして山城が在った主峰に到着。小雪が降る中、ガスバーナーでラーメンを作り温かい昼食を摂りました。小雪がちらつき時折春の暖かい陽光が差すため寒さはあまり感じられませんでした。
昼食後、主峰から岩尾根を時計回りと反対側の周回路に入り三つの峰の岩肌を左側に見ながら「分水界の径」と呼ばれる径を降ります。登山道脇には春の開花を待っている未だ硬い蕾を持った日陰ツツジが多数生え、開花時には薄い黄色の花が咲き美しい登山道になるだろうと想像しました。
途中、鏡峠を経て中山登山口へ14時に戻りました。中山の集落では白梅の古木が春の陽光を受け甘い香りを漂わせていました。
京都への帰路は京都丹波町経由で途中吹雪の中を帰りました。今日は真冬と春が代わる代わる顔を出す変な天気の1日でしたが、楽しい山行になりました。 |