大江山 832m:2021年11月7日,参加者 6 名 |
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11月7日AM8時定刻に鬼の伝説の山「大江山(832m)」に向け出発した。車は快調に高速を走り丹波サービスエリアでトイレ休憩する。駐車場は比較的空いていた。
車の中で小さい頃兄が大江山の「酒吞童子」の話をしてくれたことを思い出していた。おどろおどろした怖い山なのだろうかと思いを馳せていた。国道9号線に入るとすっかり稲刈りの済んだ田畑がパッチワークの様に広がっていた。
大江山の家のバス停から少し入ると愛嬌ある赤鬼や山伏の像、大きな鬼瓦などが迎えてくれた。林道に沿いくねくねとした松林や笹道を進むと今日の登山口鍋塚休憩所に到着。 AM10時にお鍋を伏せたような鍋塚をしり目に鳩ケ峰に向かう。40分ごつごつした道、ささやぶの道を歩くと見晴らしの良い鳩ケ峰に着いた。眼下に野田川の白い細い流れそれに沿って集落が山にへばり付いていた。「微かに海が見えるよ」と声がする。 暫し小休止の後大江山山頂を目指す。ミズナラや楓などの落ち葉を踏みしめ、足裏に気持ちがいい、山は紅葉がほとんど済んでいた。自然林の中の急な丸太の階段を登り切ると、芝が広々と広がる大江山山頂にAM11時30分に着いた。
ここで昼食をとる。天気は快晴、360度の眺望,足元には加悦町の街並みが見える。十二分に景色を楽しんだ後元来た道を引き返す。出発点にPM1時30分に帰って来た。 その後、ブナの原生林の中にある鬼嶽稲荷神社へ、大江山の酒呑童子の伝説を今に伝えるのがこの神社と言う。鬼の洞窟や不動尊の滝がある。此処の見晴らし台からは秋の朝雲海が素晴らしいと言が我々は午後の為見る事は出来なかった。
元伊勢へも参拝。220段に及ぶ自然石の石段が続き、左右に神秘的な森、千年以上の古木の杉がそびえている中をふうふう言いながら本殿に着いた。神々の最高の神と言われる天照皇大神を祭神とする茅葺の神明造の古い建物である。現在の伊勢神宮に神が鎮座する以前はここが伊勢神宮であった。天の岩戸に行く、其の道すがらピラミッドに似た日室岳があり神霊が降臨された深山で禁足の山だと言う「一願成就」がかなうと言うので遥拝でお祈りした。日室岳の下を流れる宮川渓谷の急な岩の上に天の岩戸神社があった。
宮川渓谷のせせらぎを見ながら緩やかな道を降りて駐車場へ戻り帰途についた。帰りも又丹波サービスエリアに寄ったが駐車場はぎっしりの車多くの人が出かけて来ていた。
大江山例会は今まで何回も計画されていたが雨等で実行されていなかったが今日は晴天に恵まれ辺りの鬼嶽稲荷神社や元伊勢もお参りする事が出来て最高の例会となりました。京都駅にPM5時到着皆さんお疲れでした。
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