三国岳 616m と綾部老富のミツマタ:2021年3月23日,参加者 14 名 |
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京都駅8時に12人が集合、車2台で出発です。お天気は晴れ、少し肌寒い朝です。高速を走行、トンネルを抜けて亀岡に入った途端、辺りは霧で真っ白です。途中でお二人と合流、今日は14人で先ずは綾部のミツマタの群生地を目指し出発です。
綾部市と福井県の境にある市茅野杉の森の中、協力金を払い、奥へと入っていくと、左にはまだ咲いていないシャガの葉が一面を覆いつくすのを横目で見ながら進んで行くと、右にミツマタのペールイエローの絨毯が、森一帯を埋め尽くしている風景が現れました。ミツマタのトンネルをくぐるときには、甘い香りが漂います。平日にもかかわらず、多くの方たちが写真撮影に訪れていました。 トイレ休憩を済ませ次は三国岳を目指します。11時15分「胡麻峠」入り口。標高310m ここでもミツマタと蕾を下げたキブシが迎えてくれました。沢沿いにフカフカの落ち葉の上を進んで行くと、足元に白い小さな花.カタバミだと教えていただきました。白いカタバミを見るのは初めてかも。斜面には所々ミツマタが咲いています。 倒木が多く、跨いだり、くぐったりしながら障害物競争のように進みます。川の石も滑らないように注意しながら何度も渡らないといけなく、落ち葉の上に足をのせると沈みそうになり、さらに慎重に登っていきます。大きな倒木の下が狭く、ほふく前進になっている人もいてダイエットの必要性を感じられたことでしょう。
沢から離れると徐々に斜面が急になり、登り始めて約1時間、530m地点で左「養老山」右「三国岳」の標識が。三国岳の方向には急な斜面が、しかも苦手な階段がみえています。原子力発電所からの送電線の鉄塔が見え、頂上まであと少し、あの鉄塔までと黒いプラスチックの巡視路用の階段を上り,着いた!と思ったらもう一つ先の鉄塔が頂上のようです。お天気も良くここからの眺めが最高で、若狭湾までが見下ろせます。さらに次の鉄塔を目指し急斜面を登り、12時45分ようやく頂上616.4mに到着! やっとお昼ご飯です、お腹ペコペコです。昼食後いつものように集合写真の撮影を終え、帰路につきましたが、登ってきた川沿いの道は滑りやすく危険なので「別の道で帰ろう」という事になりましたがすぐ下の鉄塔でどちらに進むか、ベテランのお二人が急斜面を降り偵察に。息を切らして戻られた二人と地図を見ながら来た道とは違う方向に下り始めましたが、「えっ、ここ道!?」「いけますか?」と声をかけても「大丈夫」との返事なのでついていくと、細い尾根、しかも結構な急斜面です。足元にはイワカガミの葉が生い茂っていて、踏まないように気を付けたいのですがそんな余裕もなく、滑らないように,石を落として前を行く方に迷惑をかけないようにと、気を引き締めて慎重に下りました。結局行きに通った沢の途中に出て、またしばらく障害物競走をしながら下山。全員怪我無く降りることができましたが、お尻を汚している方が目立ちました。
私は初めてお会いする方もいて少し緊張気味でしたが、車内では女性陣はお花の話で盛り上がり、いろいろ教えていただくことが出来知識が増えました。障害物競走も楽しかったです。皆様お疲れさまでした。
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