Latest update: November 24, 2020
俱留尊山 1,009m:2020年11月4日,参加者 10名
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 7:30京都駅八条口集合、3時間の長旅一路三重県へ。国道はどこも同じ風景でつまらないが高原に近づくにつれ景色が一変し京都や滋賀とは明らかに異なる山容が現れました。竹の子が土から出てきたような岩の塊が突出しその表面は斧で縦割りにしたようにひびが入っている。”柱状節理です。”と学のあるメンバーの声がした。そのあたりは香落渓(かおちだに)という 珍しい場所であると帰り道の案内板に記されていました。
 10:30曽爾高原に降り立つと清く冷たい空気が漂い、巨大なすり鉢状のススキ原は風に押し上げられた穂がワサワサワサと上へ上へと駆け登っていく。大きな白い雲が稜線で待ち受けていて絵本の一頁が開かれていた。亀山峠(稜線)に出てからは風が強く帽子を飛ばされそうになりながら二本ボソ980mに11:35到着。
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 曽爾高原はすでに標高700m位ということなので本日の高低差は300mと聞き安心していましたが、久しぶりに山歩きをする私にはここから俱留尊の頂までがかなり厳しいものでした。登りは気持ちと頭だけが前に行きお尻はついてこない。下りは足首が固くやっぱりヘッポコお尻姿で下りました。
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 この山は私有地で入山料¥500/人が必要ですが、所有者は登山者に気を使わせないように目立たない箱を目立たないように設置されていましたので皆さんはご好意をきちんと受け止めておられました。
 12:00山頂到着、途中紅葉した落ち葉が錦繍の絨毯としてびっしり引き詰められて見とれる美しさでした。いくつもの写真スポットがありながら私のスマホは画面が固まり、叩いたり振ったり優しい声をかけても頑として動かない。格安スマホは時と場所をわきまえない不埒な輩です。スマホのあほ‼と言いつつ未練がましく時々あちこち押してみるのでした。
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 出発地点のお亀池にたぶん2時ごろ最終の私が到着お尻とスマホに悩まされる山行きでしたが終日秋晴れの気持ち良い日でした。
 再び3時間の運転をしてもらい5時ごろ京都駅到着解散しました。