春の美山の山登り。私は美山在住なので、何度か登ったことがあるが、４月に登るのは初めてかもしれない！？

　登る時期によって、見られる花も全然違うので、今回は４月の八ヶ峰ということで楽しみだった。少し寒いくらいの天候。新緑はまだ少し先で、木々の間はスースーしていた。眩しい新緑の一歩手前のつぼみの頃も、エネルギーをためている感じがして、私は好きだ。まだ少し寂しい感じの山だけど、ところどころ花が咲いているので、逆にその咲いている花にとても目がいった。イワカガミ、ドウダンツツジ、スミレ、タムシバ、ガマズミ、カタクリ・・・特にイワカガミはたくさん咲いていた。まだこれからなので、５分咲くらい？とてもかわいらしかった。

　比較的、穏やかな登りが続き30分ほど杉林の中をのぼると、水呑場と呼ばれている湧き水がでているところにつく。そこにはコルクの木と言われるアベマキの木とミズナラの木が並んでおり、リーダーに樹皮の違いについて教えてもらった。５月下旬頃にはクリンソウもきれいに咲くらしい。またしばらくいくと広葉樹林帯の開けたところにつく。スキー場の跡地だ。２次林のきれいな景色がとても気持ちよいところだ。10時に出発して山頂には11時30分についた。最後の登りが少し急ではあるが、比較的穏やかな初心者コースで、手軽にいける山だ。なんといっても、子供を背負っていける。

　山頂では風が強かったが、少し岩影にはいるだけで、風がやむ。そこでみんなお昼を食べた。おやつや、フルーツの差し入れがたっぷり。ありがとうございます。

　八ヶ峰は山頂から丹波・丹後・山城・近江・若狭・越前・加賀・能登の８つの国が見渡せたことからその名がついたとのこと。確かに広く遠くまで見渡すことができ、天気がよい日は海も見える。今回、あいにく海は見えなかったけど、貸しきりの山頂でのんびり広い景色を楽しみ良かった。

　13時30分無事下山！下山後はワラビとりを楽しみました～！みなさん、」ありがとうございました。楽しかったです☆