桜が散る頃、子アユは遡上する川を河口付近で水質、水量を観察して、一生を託すに値する川かどうか様子を伺っています。湖西は水無川が多く、雨の少ない4月は慎重なアユは危険を感じて川を登りません。5月になると湖南浜大津港で釣れていた稚鮎はいなくなり、湖西湖東湖北の川に向かって集団移動します。鮭は生まれた川に5年くらいで戻りますが、アユは関係なく条件の良い川を選び悪ければ何年でも湖で浪人します。ある人は家で10年飼育していました。登る川に近い湖西北小松浜はTVで釣りガールが爆釣を放送している場所です。浅瀬のため一般的に長い竿か湖に足を入れて釣るのですが、そこはベテラン、短い竿で波打ちぎわをウキ下２５ｃｍ3本針で上からえさを落とす技法で釣りました。同行者は他の釣り人やキャンプや釣りボートの情報収集。その後は景色に癒されながら、弁当をビールでちびりちびり、佃煮､てんぷら分は釣れたので早めに納竿、北に向かって鴨川を偵察してから安曇川の町で気になっていた居酒屋で一献して、参加者少ないコロナ釣り大会を打ち上げる。帰ってから恒例砂出しして佃煮を30分で仕上げて近所の予約1号さんに届ける。それから週3回釣行して順次旬の味を予約消化。川で釣れない期間は北小松浜での浜釣りで安定した釣果が出ますので家族アウトドアでお出かけください。