長老ヶ岳 917m:2020年3月11日,参加者12名 |
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![]() 午前9時半、美山ふれあい広場に集合。曇空で時折小雨が降って来る。お天気大丈夫かなぁ・・と不安そうな声がでる中、今日は大丈夫!との力強い言葉を受け、とにかく出発。車3台で登り口へ。長老ヶ岳は綾部市や和知町の方からも登れるそうですが、今日は美山町側の川谷コースで。
10時15分、出発。川谷側沿いに杉林の中を登っていく。手入れされている林道でもあり歩きやすいけれど、前日からの雨で足下が滑りやすいので慎重に進む。川を流れる水は澄んでいて見ているだけで気持ち良い。近くにワサビ畑があるというのも納得。この水なら最高でしょう。 ![]() 秋の長老ヶ岳も良いらしいよ・・昔、姥捨山だった!?・・などなど、和やかな話題とともに上へ上へ。途中に標高を記した立札がいくつかあり、上がってきた道のりとこれから目指す道のりの良い目安となりました。杉林を抜け雑木林になってくると徐々に道も険しくなり、先頭と後続隊とが離れてしまう事も。
時々休憩を挟にで、声をかけあいながら進みます。途中、ウサギとリスの切株を発見。山の手入れに来た人のチェーンソーアート作品かな。苔生して佇む姿は周りの自然に溶け込んでいて、笑顔を引き出す良い仕事をしていました。
大きなトチノキが道沿いに3~4本。時期になれば拾いに来る人がいるそう。雑木林の中ではナメコもあちこち出るそうです。 ![]() 急な斜面を上がると尾根道に。イワカガミがあちこちに群生していました。まだまだ寒い山の上、葉色は緑とは言えない感じでしたが、もうすぐ鮮やかな緑色になり花芽も上がってくるだろうとのこと。一斉に花が咲けば、どんな景色になるのだろう・・だんだん風が強くなり、体感温度が下がる中、そんなことを考えながら歩いていました。
あと一息で頂上へという地点に東屋があり一休み。突然現れた舗装道路は、多分、送電用鉄塔の手入れなどのため敷かれたものでしょう・・日常に引き戻されたようでちょっとしらけるけど仕方ない。最後の頑張り、もう少し・・が一番キツかった。滑って転ぶ人続出。それでも大怪我する人は誰もいない。さすがです。
頂上ではチラッと青空が見られたけど強風で、指先の感覚がなくなるくらい。とにかく集合写真を撮って、早々に退散。昼食は先程の東屋で。風を避け、ゆっくりできました。 ![]() 下りは上りより滑りやすいので慎重に。午後3時ごろには戻ってきました。私用のため先に下りさせてもらい、手を振るだけのご挨拶になってしまった事、申し訳ありませんでした。おかげ様で後の用事も滞りなく済ませることができました。冬の間に怠けた身体にはちょっと厳しかったけど、澄んだ空気と緑に癒され気分一新。楽しい一日をありがとうございました!
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