己高山と鶏足寺紅葉回廊 922m:2019年11月19日 |
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参加者:五十野,小山,佐溝,山本,八十嶋,青木,高橋,平尾,姫田(記) この時期、晴れた天気に恵まれるのは難しく、昨年も雨で中止になった例会なので、五十野隊長の号令で、鶏足寺紅葉は見ものだという事で、雨でも決行となった。
当日は京都駅7:30集合。京都周辺は曇りだが、名神を走らせ、向かう方向はどんよりとした厚い灰色の雲に覆われ、まるでブラックホールに向かって吸い込まれている様な少し怖い感覚と紅葉の素晴らしい感動の期待とが入り混じりながら車中から外の景色を眺める。滋賀県の米原辺りから外気の気温がぐっと冷え込むのを感じた。
木ノ本ICで降りて、JR木ノ本駅数分の所に鶏足寺があり、9時半頃臨時の広い駐車場に止める。ドアが開いた瞬間に冷たい冷気が入り込み、覚悟をして車を降りるが太陽も無く風が吹いて更に更に寒い。山岳信仰数々の遺構を見る事が出来る己高山(こだかみやま)に出発。
いつでも雨が降りそうな空の下をぽつぽつ15分ほど歩き、標識に従って林道を歩く。しばらく歩くといかにも硬そうでゴツゴツした大きな岩の「いばり滝」が出迎えてくれ、右手に見て道なり進むと一合目の仏供谷登山口の標識があり尾根コースを10時14分でスタート。 頼りない合目の標識を頼りに、山道を紅葉を見ながら進み、晴天ならより一層素晴らしいであろう色合を心の目で見ながら楽しんで歩く。3合目を過ぎた辺りから小雨が降る。4合目過ぎにイワカガミの群生。
11時15分、近江では最古と言われる「六地蔵」さん達が行儀良く並び、ユズルハ群生地を歩き、11時36分「馬止岩」、「牛止岩」が門番の様に存在し、12時13分だだっ広い平地に出て鶏足寺跡に着く。12時23分、9合目の急登を足下が悪い中、足を踏ん張って登り、12時40分頃頂上に到着。山頂は拓けていたが景色は見られなく、寒い風に当たりながらの昼食となった。集合写真を撮って下山。縦走路で飯福寺登山口に向けてひたすら歩く。14時54分飯福寺登山口に到着。
下山後はメイン?の鶏足寺の紅葉を見に。現実世界は紅葉を見に人だらけで混雑していて、平日の天気の悪い日にも関わらず凄い人でしたが、紅葉の美しさは天気に関係なく寒さも吹っ飛び、艶やかでとても美しかったです。 八十嶋さんからのメッセージ:己高山と鶏足寺回廊
みなさまお世話になりました。
ブレーキになったし、荷物持っていただいたり、ご心配もご迷惑もご迷惑もおかけしましたが、最後に「みんな無事に帰ることできたからいいのよ」と言っていただいて、真に受けてほっとしてます。
私自身は、己高山と鶏足寺は前から気になっていたところだったので、行くことができて、たいへん満足してます。素晴らしい計画、ありがとうございました。 八十嶋さんからのメッセージ:「全山紅葉むかし全山修行僧」
先日の句会で、2票もらいました。おかげさまで収穫でした。山の上に、なにやら古そうな宝篋印塔が転がっていたり、想像通り。連れて行っていただいてありがとうございました。
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