Latest update: July 23, 2019
黒川温泉と北阿蘇の山:2019年5月20日〜25日
参加者:嶋倉夫妻、藤原夫妻、辰井夫妻、大和夫妻、赤井、真島、白石、青木、小山、佐溝、山本、高橋、五十野、韓国から 朴夫妻、崔

5月20日: report20日午後3時過ぎ名門大洋フェリーで北九州の新門司港へ向かう為、車4台が集合。乗船手続きを済ませ4時から車に全員が乗ったままフェリーに乗船。一番下の船底に車を停め、5階上の客室へ上がる。1等客室の部屋に4人づつ部屋分けをし快適な船旅がはじまりそうである。午後5時丁度に出港し大阪湾から瀬戸内海を西にむかい12時間半をかけて、明朝5時半に新門司港に到着予定である。午後6時からレストランでバイキングの夕食が始まり食べに行く。バイキング料理はどうみても酒の肴にもってこい の物が並び、各テーブルごとに宴会が始まる。その内に船で混雑する明石海峡に架かる明石大橋の下をフェリーが通過した。生ビールを2,3杯いただき、その後ほろ酔いの状態でフェリー内の展望風呂に入る。船の揺れかほろ酔いの為か分からないが浴槽のお湯が適度に揺れていた。客室に帰り焼酎やウイスキーで小宴会が始まる。外は途中から雨が降り出したようであるが、西に向かう為多分明日は良い天気になる事であろう。

report
 皆さん酔いが廻り、明朝は4時半起床の為早い目に就寝する。 夜中に瀬戸大橋の下を通過し、4時半から朝食をたべ5時半に無事新門司港到着。

PS 22日にJ.A.P.会員で福岡八女在住の国武君が宿泊先を訪問。約25年振りの再会を する。他古いメンバーも懐かしい訪問者に感激。夜遅くまで杯を交わしました。 国武君訪問有難うございました。

report
5月21日(藤原記):5月21日、5時30分新門司港に到着、今日は英彦山に登ります。日の神(天照大神)の子を祀っていることから、日の子の山、日子山、彦山、後に英彦山となったそうです。北岳、中岳、南岳からなり最高点は南岳の標高1199mで、日本二百名山です。詳しくはウキペディア参照ください。
 下船後、隊列を揃え英彦山登山口にむかいます。8時過ぎ登山口手前の花見ヶ丘公園へ、2、3分で展望スポットに着き、これから登る英彦山の山容が朝日をバックに聳えていました。清々しい気持ちのいい朝の風景です。

report
 少し走り別所登山口、8時半歩き始めました。鳥居をすぎてズッーと石段が続き英彦山神宮奉幣殿に着きました。ビックリするほど見事な社殿でそれぞれ参拝しました。ここから下宮、中宮、上宮(1188m)の正面参道の石の階段を登っていきます。標高差、地図上では569mでしたがすべて石段が続き、結構疲れ10時20分頃に山頂(1199m)に着きました。頂上はさわやかな風が吹き涼しい、遠くに由布岳が見えました。上宮は大変地味な社で意外でした。10時半下山を始め、12時に登山口に戻ってきました。

report
 ランチの後黒川温泉に向かい、温泉の近くで朴さんと合流し、イオンにて食材、飲み物などを調達し16時半森のコテージに到着しました。コテージは広々として居心地の良いスペースでした。
 夕食には芋煮と刺身(鯛、ハマチ、キビナゴ)唐揚げ、サラダ等が短時間で準備され、満腹しました。朴さん達が持ってこられたマッコリは飲みやすく、飲みすぎて酔ってしまい早々に引きあげさせていただきました。
 いつもながら美味しい食事に感謝!感謝!

report
5月22日(白石記):5時30分起床、全員20名で朝食と昼のサンドイッチ作り等で、食卓の上は戦争の様な騒ぎとなりました。7時30分に「森のコテージ」を出発し途中、トイレタイムを取り8時50分に由布岳登山口へ到着。
 皆より一足早く登って行く登山道は、最初傾斜は緩やかで初級者向きだと思っていたが、山頂近くになって険しく厳しくなってきた。それでも快晴の空が広がり「ミヤマキリシマ」が鮮やかで、鶯も騒がしいぐらい鳴き、爽やかな風も吹いて、山の裾野の眺望が目をたのしませてくれた。

report
 1583mの豊後富士の所に到着、そこから東峰と西峰の分かれ道、そこで皆を待って20分後に到着。五十野さんは東峰を選択、11時10分に山頂到着、集合写真を撮って分かれ道の所で昼食。ところが嶋倉さんだけ険しい西峰へ挑戦。80歳近いのに頑張り屋さんだ。嶋倉さんの帰りを待って下山。
 皆無事に1時40分に到着、50分発で黒川温泉に向かい、4時15分に到着。「樹彩の湯」で山登りの疲れと汗を流し、買い物(食材)をして5時30分に「森のコテージ」に到着。辰井板長と五十野さんでバーベキューの用意。僕たちは少しだけお手伝い、生ビールを飲みながら、2時間程で宴会が始まる。僕は焼き物の配達役、皆食欲旺盛で、焼き係りが大変でした。

report report
report
 宴も盛り上がった頃、特別ゲストが登場「国武勝博さん」(JAPの古い会員)。色々な差し入れを持ってこられ、皆懐かしくて嬉しそうだった。八女群で「あまおう」を栽培されているとの事、彼の人柄できっと美味しいイチゴが出来ているのだろうと思った。
 今宵も美味しい料理で登山の疲れも忘れ、楽しい時間が過ぎて行く事に皆さんに感謝です。

report
5月23日(嶋倉記):AM7時30分森のコテージを出発する。牧ノ戸峠(1330m)に8時に到着。早速ここ牧ノ戸登山口より登山を開始した。コンクリートで舗装された急な道が続くやっと四阿に着く、この休憩所を左に見てさらにコンクリートの道を登ると、展望の開けた沓掛山に出た、8時30分の到着。
 ここからの眺めが素晴らしい、阿蘇連山が広がり、今日登る久住山の三角のピークが見えた。鶯の声や深山霧島のピンクの花に癒されながら樹林帯をここまで来たが、ここからは本格的な登山道となる。岩だらけの稜線をぐんぐん進むと岩のごつごつした水掛山を越えた。此処から先は比較的歩き易い道で,星生山を左に見ながら久住分かれの手前に出る。

reportreport
 避難小屋があった9時45分到着、小休止の後頂上を目指す。ガラガラとした広い道を進む、山頂への稜線からは、岩だらけのごつごつの道、やっとのことで久住山の山頂に出た。10時35分到着。1787mの標識が立つ、一等三角点だ。
 頂上からの眺めは最高に良い久住高原、阿蘇五岳、緑が美しく、雄大な眺め表現の言葉が無い、この景色を眺めながら昼食を取る、写真撮影をする,カンカンの日差しの中5月の風に吹かれ皆思い思いに過ごした。
 11時下山開始、元来た道を引き返す、登りで見なかった景色が見える。星生山の中腹の硫黄山から噴煙が出ている。一度通った道どんどん皆は下って行った。避難小屋でトイレ休憩して又下る。この辺りから又鶯の声を聞いた。登山口牧ノ戸峠に13時15分帰って来た。
 五十野氏より登山の褒美とソフトクリームが有った。疲れた体に甘い物が美味しかった。再び車で1時間黒川温泉に戻り、早速温泉めぐりパスを利用して各々が温泉で疲れを取った。その後マーケットに行き夕食の食材を求め17時コテージに戻り18時過ぎより何時も通りの大宴会が繰り広げられた。
report report

5月24日(赤井記):今例会の最終日5日目の山登り。疲労感がかなり有るがせっかく来た限りは最後まで皆さんと行動を共にしたい。力が無いのに欲そのもの。
reportreport report
 今日は最短コース、阿蘇草千里から烏帽子岳へ往復。お天気は連日晴天続き。全山ミヤマキリシマツツジを想像しながら黒川温泉森のコテージを6時30分出発。途中天皇陛下もご覧になった展望台にて、阿蘇の山並みを見渡す。なるほど“雄大”そのもの。左に旧火山の根子(ねこ)岳、右方向に噴煙の見えるあたりの右は1506mの中岳らしい。自動車は“火の山トンネル”を抜け、一路草千里へ。窓から見えるミヤマキリシマは美しいが先の大地震で地表が崩落し、地表の土が露出した枝尾根がイタイタしい。8時20分、売店や展望台の有る駐車場に到着。「どれが烏帽子岳かナー」烏帽子の形をしている山は?キョロキョロしていると「アレです」と五十野さんに教えてもらう。以外と低い山で、大いに気を良くした。トイレ休憩の後、近くを散策される辰井さんの奥様と別行動となり、我々は8時30分発、三々五々足慣らしに丁度良い小高い丘状の道を登る。急に傾斜はキツくなり道幅は狭くなるが、ミヤマキリシマ群生を掻き分け、足元のイワカガミやハルリンドウを見ながら登る。やがて頂上の見える尾根筋の分岐点を右へと目指す。しんどくなったナーと思ったころ頂上1,337mの烏帽子岳に到着」。9時10分文句無しの晴天と阿蘇の山々、広大な裾野を満喫し、写真どり、間食を楽しみ9時30分下山開始。急な傾斜を下り切った草千里はハルリンドウの花を見ながら駐車場へ。

reportreport
 買い物、トイレ等を済ませた後、韓国組の朴さん男女、崔さん3人と別れの挨拶を交わし、9時55分出発。325号線、九州自動車道を途中での昼食を挟み一路フェリー乗り場の新門司港へ。3時頃着、間もなく乗船し、風呂に入り夕食。又もや宴会となるが、船は関係無く一路大阪南港を目指す。明日は我が家の人と、その足で職場に向かう人、それぞれ。皆さんお世話になりました。又宜しく。