Latest update: July 24, 2019
君尾山 582m:2019年3月30日
参加者:嶋倉、赤井、池田、青木、吉田、平尾、姫野、五十野(記) report

 桜がちらほら咲く京都市内を後にして古刹、光明寺を中腹に持つ君尾山に登る。
 9時30分過ぎに綾部市の光明寺駐車場に到着。曇天で昼から雨が予想される為予定を変更して、短いコースを選択しての登山となる。
 光明寺の山深い参道を5分も登ると国宝の仁王門が見え始める。少し小ぶりの洙色の仁王門は周りの木立と旨く溶け込み映えていた。仁王門を通り過ぎ苔むした階段の上に本堂が見えるが、お参りは下山後にして林道を進む。

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 20分位林道を歩くと大栃の木の案内板が有り、林道を左に進み府内で最大の樹齢2000年越えの栃の木を見に尾根筋を歩く。尾根筋を進むと色々な大木の樹木が増え始めてくる。途中から谷筋へ急な登山道をおりと急な斜面に大きな栃の大木が目に入る。付近には同じく大木の桂なども点在している。府内最大の栃の大木は落雷などで幹の中心部は朽ちているが、谷筋の急斜面に鎮座する大木は威圧感があった。

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 栃の大木を後にして元の林道に戻り君尾山頂上を目指す。林道を30分位緩い登りを歩き、三角点への脇道を登る事5分で杉の植林の中に君尾山頂上に到着。植林の頂上の為眺望は効かないが、少し陽光が差し込む温かい場所で昼食を摂る。昼食後頂上で集合写真を撮り下山にかかるが、天気予報通り小雨が降り出す。下山は全員傘を差し、帰りに推古天皇の時代に聖徳大使が創建したと伝わる古刹の光明寺本堂にお参りして帰る。