Latest update: August 6, 2019
桟敷ヶ岳 898.8m:2018年4月17日
参加者:浅野目夫妻
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 今年2度目の二人だけの山行となりました。朝9時美山出発。私は25年ぶりの大森の里へ。キャンプ場のオーナーと久々の再会(お互い歳をとりました)駐車場をおかりし、コーヒーまでご馳走に。
 9:30シモツケ谷出発。植林の杉林は手入れもされず、倒木が目立ちます。急な山道を30分。10:00薬師峠、六体地蔵へ到着。ここから景色は雑木林へとかわり、山つつじ、ムシカリ(オオカメノキ)、アセビの山道です。稜線にでるまで傾斜45度ののぼりがあったり、茶室に通じるような路があったり、芽吹きがはじまったばかりの木々は、黄緑色のあざやかな新芽がそれはそれは、可愛く美しく山つつじも咲き始めたばかりでとてもきれいです。途中、染めに使うソヨゴの木をさがしながら登るのですが、どこにでもある、と言われている木ですが、私には見分けがつかず。

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 ソヨゴはゆれると、そよそよと音がするからソヨゴと名がついたと聞いたことがあり頂上につくまで、これかあれかと浅野目にたずねると、「これはそよそよと聞こえるぞ!」と。あれかこれかと振りつづけ、なかなかソヨソヨと聞こえるものはありません。どなたか教えてください。
 11:10 都ながめの石に到着。大岩の上に立ち振り返るとかなたに京都市内が見えます。11:15 送電線(鉄塔) ここは木が伐採され、東から西へ?りっぱな鉄塔が立ち並び電線がながれるように続いています。これもまたすごい景色です。 鉄塔をくぐり、すこし下り、すこし上れば11:30 桟敷ヶ岳到着 台風の爪あとでしょうか、頂上近くは、倒木がかなりおおく、アセビの木ばかり目立ちます。横に倒れながらも花満開のアセビの林でした。広々とした頂上でコーヒーをわかし昼食をすませ 12:10 出発。12:30 ナベクロ峠着。

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 ここから最悪な!下りが始まったのです。浅野目のルートハンテイングの始まりです。昔の記憶と地図をみながら、「谷を降りればいいのだ!」の一声に「そうなん?」下り始めるのですが、台風のせいですね!倒木とがけくずれで道はなく、鬼のようないばらと、ガラガラ岩と鹿よけネットと酷い道をあっちこっち、とにかく下へ。鬼いばらの下り坂。下ること3時間と思えた1時間。かなたにりっぱな林道を見つけた時は、ほっとしました。14:00長谷出合到着 10分ほどで大森キャンプ場に帰れました。この長谷出合の下り道は絶対に下りてこないようにしてください。道ではありません。帰ってから調べようと、手にもっていたソヨギか分からない木は鬼の下りでどこかえいってしまいました。けっしてけんかはしておりません!楽しい一日でした。

 追伸 鬼いばらの下り坂でみたものがありました。山芍薬、一人しずか、クリンソウです。