高御位山 300m:2018年3月11日 |
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参加者:五十野、嶋倉夫婦、山本、池田、西村、吉田(五十野さんの友人)藤原(記)
たかみくらやま、ダイナミックな稜線歩き、播磨アルプスピカイチ眺望、初級のタイトルに引かれ、リハビリを兼ねて半年ぶりの山歩きに参加した。
五十野車で高砂市まで約二時間、登山口の鹿嶋神社の大きな鳥居が目を引く。10時過ぎ神社にお参りし本殿奥の登山道に入る。10分ほどで展望台をすぎ百間岩と呼ばれる急な一枚岩の登りに入る。木も草も生えていないのっぺりとした岩で幅も広くどこを歩いてもいいが傾斜がきつくなかなかのスリルを味わった。岩は滑りにくい質なのだが雨だったら怖いだろう。20分程で登り切り高圧鉄塔まで来るとこれから行く稜線の全景を見通すことが出来た。はっきりした岩尾根の小さなピークをいくつか超えてゆく、稜線は見通しが良く両側の下界を眺めながらの空中散歩である。桶居山分岐の標識をすぎ見通しの良い開けた岩場、11時半、少し早いがお昼とした。天気が良く民家と農業用ため池が散在する風景を楽しみながらの時間を過ごす。鹿嶋神社と展望台、歩いてきた稜線が見通すことができる。何年か前にJAPで歩いた香港のトレッキング、海上アルプスを思い出す、その時も木がなく見通しの良い草原の稜線で片方は海、もう一方はペンシル状のビルが林立していた。 12時高御位山に向けて出発、小さなアップダウンの後、最後の登りは標高差で100m以上あり結構歩きがいがあった。12時40分山頂に着いた、この岩山の頂上を象徴するような大きく平らな一枚板の展望岩が占めていた。360度の展望で淡路島や明石海峡を一望出来ると記されていたが天気が良く春霞でそれはかなわなかったが十分に景色を堪能して13時、長尾地区へ下山することになった。この下りも岩尾根で結構きつい、この長尾コースは頂上への最短コースのようである。40分程で降りてきた。改めて下から見ると大きな木々がないため山自体が岩の塊で、巨大な石の城塞のようである。標高300mの山とは思えない迫力があり、登り始めからいくつかのアップダウン、そして下ってきた尾根まで一望できることもあって、「あの尾根を歩いてきたのか?」といった低山と思えない達成感があったのは私だけだったのか?近隣で山好きな人たちにとっては本当に楽しい遊び場だろうな・・・、そう思える楽しい山歩きの一日だった。 |